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4年ぶりの対面総会と懇親会

かもめのいえを運営するBMTハウスサポートの会の2023年度通常総会が、7月12日(水)に対面開催されました。
2019年末に新型コロナウイルス感染症の患者が報告されて以来、世界は長い冬の時代でした。
日本でも行動が制限され、2020〜2022年度はやむなく書面開催でした。

住んでいる地域で標準的な治療が受けられるようになり、かもめのいえの利用者は減っています。
患者さんの負担が軽くなるのは、喜ばしいことです。

ということで、かもめのいえの運営も転機を迎えています。
新事業として11月1日(水)に東海大学伊勢原祭(伊勢原キャンパス)で、かもめのいえのPRをすることが決まりました。是非ご来場ください。

総会終了後は昼食のお弁当を食べながら懇談をし、希望者は残っておもてなしカード作成の講習会をしました。
講師は、紫陽花の素敵なカードを作ってくださったKさん。
Kさんのお手本とアドバイスで、夏のカードを作成しました。
夏休みを利用して検診にくる患者さんが多いのです。
カードを見てほっこりしてもらえるかな。

おもてなしカード見本
《Kさん作成のカード》
料理上手、手仕事上手の受講者の皆さんのカードも見事なものでした。
私以外。。。
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彦星と織姫の大切な夜

7月5日のサポートデーに、作業の合間を縫って、ボランティアが七夕飾りを作りました。
梅雨明けがまだなので、ボランティア室の中に飾ってあります。
ちょうど短期の利用者がありました。窓越しに見ていただけたかな。

♫5色の短冊、には「みんなが元気に笑顔になりますように」とボランティアの願いが書かれています。

彦星と織姫の大切な夜

先日、「人工知能は医療に役立つか〜血液診療による導入例」(講師:東京大学医科学研究所附属病院 南谷泰仁先生)という講座に参加してきました。
生活していく上で、A Iはすでに避けて通れないものになり、私たちは知らないうちに恩恵を受けているようです。
先進医療の現場には、そのメリットを最大限活用するべく、積極的に取り入れられています。
人間に膨大なデータを与えられて、A Iは日々能力を上げていきます。
研究結果や論文を分析したり、画像診断をしたり、人間を超える能力があるのでしょう。
A Iに病気を告知されるような時代が来ないとは言えません。

でも、かもめのいえで心を通わせているサービスなどはA I には思いつきませんよね。
A Iには譲れない、人間が担わなくてはならない砦を守りたいものです。

小さなおもてなし

関東地方も間もなく梅雨入りのようです。
暑さも増して、鬱陶しい日々が続きそうですね。
体調を崩されませんように。

コロナ禍がひと段落した今、新たに何ができるか模索中、と前回書きました。
かもめのいえ利用者は長期に宿泊される方が減り、ほとんどが1泊〜2泊という短期の方になりました。あたたかくお迎えしようと心がけていたボランティアとしては、言葉をかける機会もないまま入退去というのは申し訳なく、残念でなりません。

そこで、小さなおもてなしを考えました。
ペットボトルの水(地元特産の水)とフェイスタオル、カードを添えて入居される部屋に置いておくことにしました。

早速、連絡があった部屋にセッテイング。

IMG_2454.jpg

カードはボランティアのKさんの手作りです。テディベアも作るし、カードも作る! なんと多才な。
デザインは季節ごとに変えるとのことで、今回は紫陽花。

IMG_2453.jpg

定期的な検診を受けにくる短期の方もやはり不安を抱えていらっしゃると思います。
少しでも気持ちが和らぎ、ボランティアが応援していることが伝わればうれしいです。

おともだちになってね

新型コロナウィルス感染症が5類感染症となり、息苦しさが減ってきました。
生活は以前に戻りつつありますが、戻らなくなってしまったこともあります。

かもめのいえでは、長期の治療がひと段落して退去されるお子さんにささやかなお祝いをしていました。
退去が近くなった水曜日の昼食会に、メニューをちょっぴり豪華にしてケーキを用意して。
コロナ禍の間は昼食会ができないばかりか、お見送りもできなかったのは辛いことでした。

やっと長いトンネルを抜けましたので、まもなく退去するRちゃんに何かしてあげたい。
ということで知恵を絞ったのが、テディベアのプレゼントです。

テディベアのプレゼント

このテディベアはボランティアのKさんの手作りです。
Kさんには以前もこのブログに登場していただきました。
病気の子どもとその家族を支援するNPO法人ピアスマイルの立ち上げメンバーで、かもめのいえでも大活躍のKさん。
実はテディベア作家であり、フィギュアスケートのコスチューム作家でもある多才な人です。(右のリンク欄Snowflake*をぜひご覧ください)

優しい表情、やわらかな色合いのふわふわのクマさん。
プレートにはRちゃんの頭文字。左足には名前が刺繍されています。
お渡しするときRちゃんはお昼寝中。ぬいぐるみが大好きですと、お父さんがとても喜んでくださったそうです。

Rちゃんはこのクマちゃんにお名前をつけてくれるかしら。
抱きしめてくれるかしら。
きっとクマちゃんは、Rちゃん仲良しになってね、と思っていますよ。

4年ぶりの対面会議ができました

4月19日(水)午前中、晴れで夏日、伊勢原に向かう小田急線の車窓から丹沢の山々の稜線がくっきりと見えました。
4年ぶりに行われるかもめ会議(ボランティア会議)に出席するため、やってきました!

2019年の終わりから新型コロナウィルスの脅威がじわじわと広がってきて、まさかこんなに長く活動が制限されるとは思ってもみませんでした。

かもめ会議はできず、役員会もリモートで実施、総会は書面で開催、清掃やメンテナンスをするサポートデーも感染の波の間を縫って、密にならないよう消毒と換気に気を配って行われていました。
やっとです。
新型コロナウィルスの5類への移行による生活様式の変更で、顔を合わせて(マスク越しではありますが)話し合いができることになりました。

コロナ禍の前から遠方からの長期利用者が減っていて、定期検診の短期利用者がポツポツとあるくらいで、かもめのいえの活動は転機を迎えています。
活動の中心だった毎週水曜日の昼食会や第2、4金曜日夜のおしゃべりナイトは休止状態の今、活動の内容をどのようにするか、話し合うことになりました。
対面での会議はサクサク進み・・・・・・。

次回のかもめ会議、2023年度の対面の総会の開催の日程も決まり、これからはメールや電話、zoomに頼らずに話し合いができます。

通院が遠いという6歳の女の子とお父さんが入居していて、ボランティアが声をかけて生活にご不自由がないか伺うことができました。
活動自粛中は、利用者さんとお会いすることもままならず、ボランティアはもどかしい気持ちでいました。
顔を見てのやり取りが可能になったことはうれしいことです。
再び感染の波が来ませんように。
プロフィール

かもめのいえ

Author:かもめのいえ
BMTハウスサポートの会は東海大学医学部付属病院敷地内にある患者・家族滞在施設「かもめのいえ」を運営しているボランティア団体です。
病院近くの第2の我が家を目指し、滞在する皆様が経済的な負担の少ない施設で治療に専念できるようお手伝いしています。
日々の活動をお伝えします。

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